「億万長者とは、『何度でも1億円をつくり出す能力をもっている人』」本書に書かれていたことである。
1億円以上持っていれば億万長者なのか?それは、遺産相続や宝くじなど、一定の運によるものでも当てはまるのか?確かに、自分の実力で手に入れたのでなければ、扱い方が分からず、すぐに失ってしまうかもしれない。しかし、自身の力で掴み取ったのであれば、その金額がもつ本来の価値や活用方法が理解できているだろう。「お金とは、目的ではなく、あくまでも手段」なのであれば、尚更だろう。本書には、お金を手に入れる方法だけでなく、それを手にするためのマインドについても紹介していた。
そもそも、何のために億万長者を目指すのか。それ自体が曖昧で何となくなのであれば、この目標を達成することは困難だろう。ゴールする以前に、そこに向かって行動し続けること自体が難しいのに、強い気持ちがなければたどり着けるわけがないのだ。億万長者は、「何がなんでもやらなければならない理由」をもっているそうだ。
また、億万長者を目指すといっても、ビジネスには8つのタイプがあるそうだ。自分のビジネスタイプを理解して行動することで、効率よく成功者に近づくことができる。本書の説明から私自身のタイプを予想すると、「投資家:チャンスの波を見極める(ジム・ロジャース、ピーター・リンチなど)」もしくは、「蓄財家:複利の力で利益を生み出す(ウォーレン・バフェット、竹田和平など)」になった。例に出ている人物が大物すぎるが、方法としては、私の性格上これらのタイプを参考にすると良いらしい。ただ、いずれにしても、元々ある資産が少額では大きな力は発揮できそうにない。
長期的には、これらのタイプを目指すにしても、今は家計の見直しを行ったり、現在の仕事を継続したりして、元手となる現金を増やしていくことにする。
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