確かに「学校に通うこと」が必要（必ず要る）とは限らないかもしれないが…

そもそも、義務教育が制定された目的な何なのか。chatGPTに説明させたところ、以下のような返答があった。

今回取り上げている記事にあるのは、これらの力が、「学校へ通わなくても手に入る時代」だということなのだろう。

確かに、様々な技術の進歩により学校へ通わなければできないことは減ってきているかもしれない。だとすれば、「学校に通わなければできないこと」とは、どのようなものが残っているのか。

「ランダムに選ばれた同世代の他者と関わる体験」「担任や同じ学級の児童といった、家族ではない他人と共同生活を送る体験」「能力や個性に大きな違いがある他者と関わる体験」などだろうか。

これらが「必要（必ず要る）」かと問われたら、「必ず」ではないだろう。しかし、他者に依存せずに生きられる一部の突出した能力をもつ人を除き、いずれ、より広い社会で生きる上で、大切な経験なのではないだろうか。

教師を含めて、教育の質が低下していることは憂慮すべきことかもしれないが、それでも、中には優秀で信頼できる大人や同世代の仲間に出会えることもある。むしろ、周りが頼りないのならば、自身がリーダーとして、周りをまとめ、集団をより良い未来へ率いていく体験もできる。どのように集団をまとめればよいか、より良い未来へ導びけばよいか、迷ったならば、生成ＡＩに相談してもよい。教師が絶対的な存在でないのならば、自分の頭と現代の技術を最大限に活用すればよい。

能力にばらつきがある集団をまとめる体験や経験は、将来社会に出たときに、きっと役に立つだろう。自分が選んだ環境ではないからこそ、学べることもある。

これらの学びが、誰にでも達成できるとは限らない。自身の能力だけではなく、運が作用することもあるだろう。

学校に通えない自分を責めるくらいなら、「学校に通うことが全てではない」と伝えたい。しかし、「どのような場でも、学び方によっては、価値ある時間を過ごすことができる」と伝えられる、そのような学校現場をつくっていきたい。

今回の参考資料はこちら

“ホリエモン｢学校に行く必要はまったくない｣…”オールBの凡人”を量産する日本の義務教育への強烈な違和感” – PRESIDENT Online #SmartNews